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 ――を、ずっと考えています。

 

 考えていることを以下に羅列。
 創作メモみたいに思って読んでくれれば。


 空を飛ぶ魔法、のスペル(呪文)はそんなにむつかしいものではない。
 少なくとも初等科三年以内の超!初級クラスの生徒でも、詠唱をそらんじられるくらいに難易度は低い。
 だが、そのコトバを真実たらしめられるようにするのは容易ではない。
 つまりスペルを唱えても実際にはコトが起きないのだ。
 言葉に効力を持たせるには、それぞれの魔法力のレヴェル如何によって、実力が試される、ということ。

 ラズリに欠けているのはその点ではないか、と私は思う。

 他の科目では全て優等生なのに、空を飛ぶこと、だけが出来ないというのは何故なのか、というのをこんな風に理由づけてみたんですがね。

     
     ** ** * ** ** * ** ** * ** ** **

 物質保存の法則――。
 魔法というのは全てにおいて万能ではない。
 無から有が作り出せないように、魔法をかけるには何らかの物質による触媒や、元素からの借用が求められる。
 

     ** ** * ** ** * ** ** * ** ** **

 金斗雲に乗れる悟空(ドラゴンボールですね;)
 それは邪気がないから(純真だから、だっけ?)。
 亀仙人が乗ろうとして試して、雲を突き抜けて足が地についていた場面を思い出す…。
 →記憶があやふやなので; 定かではないが。


     ** ** * ** ** * ** ** * ** ** **

 「教えてくれ。どうしたら空が飛べる? 
  どうして僕にはできないんだ?
  …君みたいな落ちこぼれだってできることなのに」

 「そんなこといわれたって…。あたしだって知らないわよ。
  …授業でスペルを覚えて、そしてそれが、たまたまできただけのことだもの」

     ** ** * ** ** * ** ** * ** ** **


 少年は、空が飛べる。
 
 ――けれど少女は空が飛べない。
 
 なぜなら少女には翼がない、から。

 血の枷につながれ、
 地にとどまることを余儀なくされた少女にとって
 空を飛べる少年は遥かなる憧れ。

 だからこそ少女は少年を求める。

 自分だけの、空が飛べる少年を。

 

 …というのが長年の少女マンガの定説でもあったので(実際の作品名を挙げるのならば内田善美「星くず色の船」ですね; この作品はあちこちのマンガ評論で必ず取り上げられている…と思う。かなり文学的要素を含んだ少女マンガです。そしてそこからさらに解釈を進ませて曲解して、少年同士の恋愛をからめたや○い、BLなどの表現を同人誌というジャンルの中で少女は好むのだ、というのが「少女民俗学」を著した大塚英志なのだけど;)飛べる少女、飛べない少年という逆転した発想にはかなり注目していたりも、するのだった。


 でもふと思い返せばラピュタではシータが飛行石を持っていて「飛べる少女」だったりもするので; 
 宮崎駿さんは男性作家だから、自分にとっての異性=憧れ=「空を飛ぶこと」につながったのかなあ…などと思ったり。
 でも余談ですが前述の内田善美さんは男性作家さんなのだけどもね(^^ゞ
 >だからこそ女性側の視点で作品を描いているのがすごい!なと。


   ** ** * ** ** * ** ** * ** ** **

 なんだか「あとがき」にでも書きそうなことでしたが(^^ゞ
 こんなことをね、ヒマさえあればあれ頭の中で思考をこねくり回して楽しんでいます(笑)
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